エハンさんと行った飛鳥(明日香)巨石群~石舞台1
飛鳥の石舞台に来た。
雨がシトシトと降り、早朝の石舞台は静かに佇んでいる。
今回、案内役であったエハン氏はタクシーで降りた時にすぐ、あることを示唆してくれた。
「この匂い、香り、判りますか?」
「はぁ~」(私。判りません)
「これはモグサを燃やしている匂いですね。鍼灸で使うモグサと一緒ですね」
エハン氏は外国人ながら、東洋医学を学び鍼灸師としても活躍してきた時期があった。
五感の鋭さはさすがだ!
また、「お陰様で雨が降って、良かった。」と挨拶をされ、僕は違和感を持った。
「折角、来たのに晴れの方が良いに決まっているじゃないか」と。
それが、後々、実感を持って身に染みることになる。
(エハン氏とルーク・ハンコック氏)
飛鳥を訪れたのは10年振りくらいだ。前回は家族で飛鳥一帯を自転車でのんびりと回った。
まだ、子供が小さくチャイルドーシートに乗せて回ったことを覚えている。
今回、あれから巨石群の勉強もかなりやってきたので石舞台の見え方も違って観える。
写真は『神々の指紋』を書いたグラハム・ハンコックさんの息子ルーク・ハンコックさん。
エハンさんやルークさんの外国人二人にここ日本の古都・飛鳥を案内してもらい、日本の古代史をレクチャーされている私って。。(笑)
まだまだ、勉強が足りない。^^
石舞台の石は一番重いので70トンはあるらしい。
地上に出ている部分は、僕の研究している白石の鼻巨石群の亀石の造り方に非常に良く似ていると感じる。
地上部だけでなく、地下部分は高さ5~6mほどの巨大な空間を形づくっている。
(石室内へ通じる道)
(壁はがっちりと巨石で組み合わさっている)
(高さ5~6mはある巨大な空間。静けさと神性さが漂い厳かな気持ちになる)
つづく。。