2014/1/18日のTBSの世界不思議発見は非常に興味深かったです。
僕の大好きな番組の一つです。
日本は今なお、神話が息づく「神の国」ということを実感します。
総理大臣がこんな発言をしただけで、左派系メディアは総攻撃し自国を貶めるという情けなさですが、日本に息づく神話や伝統、そこに暮らし歴史を守る人々を大切にしたいものです。^^
それが日本の国柄なのですから。
海の正倉院と言われるのは、玄界灘にある宗像大社の沖津宮がある沖ノ島です。
世界遺産候補地となっている沖の島・玄海灘に浮かぶ絶海の孤島。
宗像大社は天照大神の三柱の姫神様をお祀りする神社で、三つの宮に別れてお祀りされています。
沖ノ島・沖津宮に長女 田心姫神 (たごりひめかみ)
大 島・中津宮に次女 湍津姫神 (たぎつひめかみ)
宗像市・辺津宮に三女 市杵島姫神 (いちきしまひめかみ)
が鎮座しています。
沖ノ島は宗像神社の社領で宗像神社の許可なく立ち入ることはできません。
また、地元の人々には「お言わずさん」と言われ沖の島で見たことは決して口外してはいけないと信じられています。
そして、一木一草たりとも、島外に持ち出すことは、古来よりタブーとされてきました。
それが、沖の島をタイムカプセルのように古代からの祭祀に関わる神宝の保管庫の役割を果たしました。
戦後、3度に渡り学術調査が入り三角縁神獣鏡に代表される鏡類、勾玉、金製の指輪、及び、金銅製杏葉など、約12万点に及ぶ貴重な、古代祭祠神宝が、出土し、出土品はすべて国宝・重要文化財に指定されたのです。
中国 魏の時代(1700年前)に造られ渡来した青銅の三角縁神獣鏡や、世界で一品となった中国製の金銅製龍頭、唐三彩の焼き物、遠く西アジアのガラス製品など、まさに国際色豊でシルクロードを渡ってきた宝物から「海の正倉院」と呼ばれています。
朝鮮 新羅の時代(1400年前)に造られ、渡来した純金製の指輪。
金銅製龍頭(現存するのは世界でここだけ)
この沖ノ島・沖津宮には神官が今なお常駐して祭祀や管理をしております。
僕が凄く興味を持ったのは、神官は沖津宮にお仕えするために真冬と言えども毎日、海に入り禊を受けます。
沖ノ島に上陸する人は何人と言えども全裸になり海で禊を受けなければなりません。
(沖ノ島は女人禁制です)
それだけ神聖な場所、神事であるということです。
これは、まさに古事記にあり、神話に伝えられる「伊弉諾命の禊」の場面を彷彿とさせます。
それは我々日本人に神社の参拝時の「お手水」という簡略化された形で伝えられているのです。
学校教育の歴史では、日本の神話は教えられなくなりました。
しかし、我々日本人のDNAの中には、神々の世界から続く大自然との共生感に溢れた感性・精神性が眠っているはずです。
それは、歴史ある伝統の中に息づいていると思うのです。
今こそ、日本の本当の歴史を取り戻せ!
そしてそれは、21世紀の世界が待ち望んでいる古くて新しい価値観だと思うのです。