500年続く石工集団・穴太衆

日本には世界にも誇る伝統的な、技術が現在も数多く残る。

平成25年度の読売あをによし賞(かけがえのない文化遺産を優れた技などを駆使して最前線の現場で守り伝え、特に卓越した業績を挙げた人たちを顕彰する)を受賞した粟田純司さんはその一人。

江戸時代から続く石工の棟梁・粟田家の14代目棟梁です。

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その技は「穴太積み(あのうづみ)」として知られ、織田信長の安土城築城にも携わった。

従って穴太積みの技術者集団~穴太衆としては500年以上の伝統技術の継承はあると考えられる。

穴太衆には粟田家以外も後藤又兵衛で有名な後藤家がある。彼らの祖先は古墳時代の築造に携わった石工の末裔という。まさに、神話の時代からの伝統が息づいている。

そして、その特徴は自然石を使いながら石垣にかかる荷重をいかに分散させ、「石と石の接点が石垣の表面より少し奥になるように、無数の組み合わせの中から最適なものを選んでいく」ことにある。

城の石垣等を見ると傾斜をつけ、中央に中央に重心が行くようい築造していくのが見て取れます。

それらの技術はある面、現代技術を凌駕し、コンクリートの強度の1.5~2倍の強度を実現している。

高度経済成長時代に造られた高速道路や橋脚等の社会インフラが50年やそこらで脆弱化する中、日本の伝統技術の中に再び注目を浴びるものがあるではないでしょうか?

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